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概要

OSJ-vol57

2020年第96回箱根駅伝直前インタビュー藤原正和監督伝統の重みを背負いつつ、新しい中央大学の駅伝をつくっていく箱根駅伝に出場するためには2回チャンスがある。1回目のチャンスは、21チームが参戦する本戦で10位以内に入ること。10位までに入ったチームは自動的に次の年の出場権、つまりシード権を得ることができる。2回目のチャンスは、その年の10月に行われる予選会だ。ハーフマラソンのコースを一斉に走り、各校上位10名の合計タイムにより、残りの10チーム(本戦出場校21チームのうち、1チームは関東学生連合チームが参加)が決まる。箱根駅伝出場回数93回、最多総合優勝14回を誇る中央大学は、2019年の本戦で11位とシード校落ち、迎えた予選会では10位と、ギリギリで出場権を得た。予選会を終えて、2020年1月の第96回箱根駅伝に挑む中央大学藤原正和監督に話を聞いた。取材・文/高橋寿子な中央大学をつくっていくんだよ中央大学箱根駅伝の歴史箱根駅伝出場回数歴代1位(93回)連続出場回数歴代1位(87回)総合優勝回数歴代1位(14回)連続優勝回数歴代1位(6回)は過去にあったけどらのスタートだと。、こ14回優勝とれからはと。14回勝てるよういう輝かしい実績学生たちには話しています。1回落ちたところか分たちが新しい中央大学をつくっているんだよとでは(連続出場が途切れたことで)、逆に今、自連続出場が途年の予選会で絶え11位てにし終まわいりま、した87回。続そいうたい箱う根意駅味伝に就任して4年になりますが、1年目の2016プレッシャーとして感じていると思います。監督としての地位というのは、今の選手たちも非常に藤原確かに、ここまで築き上げてきた中央大学今やお正月の風物詩ともなった箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)。1920年(大正9年)の第1回大会から2019年まで、途中、戦争などで中断をはさみながらも合計95回開催されている。そんな中、中央大学は出場回数93回、連続出場87回、さらに総合優勝14回という、箱根駅伝総合優勝回数最多記録を持つ(ちなみに、そのあとに続くのは、13回の早稲田大学、12回の日本大学)。さらに1959年から1964年(東京で初めてのオリンピックが行われた年)まで、6年連続で総合優勝という前人未踏の記録も打ち立てている、まさに名門中の名門。しかし、残念ながら、近年は青山学院大学をはじめ他大学の台頭も影響して、1996年の第72回大会の総合優勝を最後に優勝からは遠ざかっている。藤原まだ大学生年代ですので、(実業団の選手のぼりがなびいていましたね。藤原正和Masakazu Fujiwara予選会の時も他大学をはるかに上回るたくさんのんのトレーニングで重視していることは?大変だろうと察します。そのへんはいかがですか。の調整を行っているところだと思いますが、ふだレッシャーは、監督にとっても、選手にとっても、ね。さて、いよいよ箱根駅伝本戦です。今は最後い実績を持ち、その伝統がよくわかっている」ともおっしゃっていました学といえば、箱根駅伝最多の重14回み優を勝背と負いっうて輝のかプした彼らの力がこんなものではないことは、私自身は母校の駅伝監督になられたわけですが、中央大―「選手たちはよく粘ってくれた。夏を越えてき―監督ご自身、中央大学出身で、2016年から1981年、兵庫県生まれ。中学時代から陸上を始め、高校駅伝の強豪校、兵庫県立西脇工業高校から中央大学に進む。大学3年時の2001年にユニバーシアード北京大会ハーフマラソン優勝。大学4年時の2003年に第58回びわ湖毎日マラソンで2時間08分12秒を出し、初マラソン日本最高記録・マラソン日本学生最高記録保持者になる。箱根駅伝は、大学1年時の2000年第76回大会で山登りの5区を走って区間賞、4年時はキャプテンとして2区を走り、8人抜きで区間賞を獲得。大学卒業後はHONDA(本田技研工業)に入社。世界陸上競技選手権大会男子マラソン3回日本代表、2010年東京マラソン優勝。2016年、現役引退。同年4月から母校中央大学陸上競技部駅伝監督に就任。本戦で必ず活きてくると思います。日々練習しています。た、そんな執念みたいなものが出てきたことは、り前のレベルに上げていくことをコンセプトに藤原ギリギリぐらいだろうなというところは―結果は10位。11位の麗澤大学とはわずか26秒差。やれば良かったという思いがあります。うか、もっと選手たちを信じて、練習を積ませてこそのし76秒44秒わて遅届ず、れかか今でずな回シ、差、ー箱にド根こ26秒権にそ差を出意で逃ら味本しれが戦たなあ出前かる場回っ。権のたを箱得根3年た、前。、た。私としては、選手たちの能力を見誤ったといないと。特に、ラスト20kmからタイムを上げられント練習を取り入れていく。基礎の徹底と、当た選会本番に向けてのピークが1週間ずれてしまっなってきたからで、やってきたことは間違っていすのではなく、ジョグをきっちりやった上でポイたことで逆に調子が上がってしまって。いわば予それは当たり前のことをきっちりやれるようにす。ポイント練習をこなしたいからジョグを減らント練習を前倒しして、走る本数を減らしたりし僅差で勝ち上がれたということに意味があると。に負荷をかける練習を週に3回くらい行っていま予選会2週間前の台風の影響もあり、大事なポイ差で出場を逃してきた立ちました。ただ、駅伝関東地区予選会はチー18秒ム差がで、逆6位にと今、回ず初っめとて僅り、そういう心肺ターバルであったスタートラインに差、上位5チームが出場できるを持って予選会の藤原今回シード権を得られなかった箱根は6月の全日本大学76秒であったり、インよろしくお願いいたします。習ですね、距離走にいけるチームに仕上がっています。ぜひ、応援常に良くて、自信わゆるポイント練藤原何としてでもシード権を取りにいく、取り記録会の結果が非にこそ意味がある」とおっしゃっていましたが。と。その上で、いうのですが、この今回は僅差で本戦出場権を得た。このわずかな差切にしていこう上げたい」と話していましたね。ンのチェックを行なかった。そんなあと一歩届かなかったチームが、から、そこを大度は必ずシード権を取って古豪復活へののろしを会でコンディショ学駅1万mの中大記録では伝関76秒東差地で区シ予ー選ドで権はを逃18秒し、半年前の差で本戦に出場でき基本はジョグですに涙を流した田母神一喜キャプテン(4年)も、「今全日本大と、それと、走るで、今回の予選会の結果発表を聞いた瞬間、静か会の3週間前に出場を逃し、藤原例年、予選前の予選会で前回10位のに箱根44秒(届2か0ず1、9年87回続95回い大た会連)続しっかりつくるこ―箱根駅伝連続出場記録が途切れた時の1年生た体のベースを―今回の予選会直後の監督のコメントで、「3年ずは筋トレといっでゴールしたいと思っています。しょうか。いこともあり、ま藤原シード圏内。具体的には6位から8位の間予選会のレ―ス内容は想定内のものだったので利いていたので、滑り込みはし―予選会はドキドキしながら拝見しました。このあったんですけれども、最後のてい20る~と21。kmで粘りがベルは要求できなのように)高いレ―ズバリ、目標は?OSJ freestyle express vol.57 PR4